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妊娠前、妊娠中に受けたい(予防接種)ワクチン

 妊婦が感染すると重症化しやすいVPD(ワクチンで防げる病気)には、麻しん、水痘、インフルエンザ、COVID19などがあります。

 最近、妊娠中に接種することにより、新生児乳児の疾病を予防するVPDワクチンとしてRSウイルスワクチン(アブリスボ)が認可されました。 

妊娠前

1.風疹ワクチン

妊娠初期の風疹罹患は、児に白内障などの眼疾患、先天性心疾患、感音難聴などを示す先天性風疹症候群(CRS)の原因となります。また、15%と考えられる不顕性感染でもCRSは発症します

妊娠を希望される段階で早期に風疹抗体価の測定、抗体価の低い時はワクチン接種をお勧めします。大阪市は妊娠を希望されるご夫婦に無料で検査、抗体価の低い時は無料でワクチン接種を行う制度があります。ご相談ください。

 

2.麻しん,水痘ワクチン

 生ワクチンのため妊娠中の接種は禁忌で、妊娠前に接種しておくことが必要です

 

 

妊娠中

妊娠中に罹患すると重症化するVPDワクチンと、妊娠中に接種することによりその抗体が胎児に移行(経胎盤移行)し、しばらくの間、新生児乳児を守るVPD ワクチンがあります。

1.インフルエンザワクチン

 妊婦さんが罹患すると稀に重症化する方がおられ、また児への影響(流早産、低出生体重児など)も考え、適切な時期(10~12月ごろ)に接種をすることをお勧めします。

 なお、インフルエンザワクチンは生後6か月未満のお子様への接種は認めておらず、妊娠中に接種することにより赤ちゃんを守ることになります。

2.新型コロナウイルスワクチン(mRNA

 妊娠中、授乳中の接種は可能です。このワクチンのみ他のワクチン接種の間隔は前後2週間必要です

3.百日咳ワクチン(Tdap

出生後乳児へのワクチン接種は、生後2か月から始まります。それまでの間に百日咳に罹患することがあり、新生児の場合は重篤になる場合があります。WHO、アメリカでは全妊婦に百日咳ワクチン接種を推奨しています。妊娠中に予防接種を受けることにより(妊娠28週頃)母体が抗体を作り、この抗体が出産前に胎児に移行します(経胎盤的抗体移行)。赤ちゃんが生後2か月以降予防接種を受けれるまでの間この抗体が赤ちゃんを守ります。

なお、我が国ではTdapは未承認でDPT(ジフテリア、破傷風、百日咳)ワクチンを接種します。但しこのワクチンの妊婦さんへの接種は使用経験が少なく有効性、安全性は十分に検討されていません

 

4.RSウイルスワクチン(アブリスボ)

 詳しくはTOPページ、お知らせ内の「RSウイルスワクチン」をご参照ください。

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